ハワイ島のロミロミスクール“Hale Ola” のblog

ローカヒロミロミのクムロミであり、カフナである デェーン・カオヘラニ・シルバ 主催のハワイ島にあるロミロミスクール”ハレオラ”のアラカイ(クム・デェーンの日本人アシスタント)クーレイナニ 由美子のブログです。

カテゴリ: ハワイ 自宅水中出産

皆さまアロハ

忘れぬうちに 第三子の自宅出産について記しておこうと思います。


ハワイ島の自宅での出産は甥っ子の立ち会い出産も含めるとこれで4人目。

自身のお産は
第一子は予定日2週間前に。
第二子は予定日前日に産まれたこともあって
第三子も予定日前には生まれる可能性が大。

そんな予測を立て、予定日のハロウィン当日を迎えました。
ハロウィンの次の日にも学校でハロウィンパーティーがあったので、お腹の子にはイベントが全て終わったら出て来てねーと語りかけておりました。

見事に、学校のパーティーにも参加が出来て、翌日にはてハロウィンの諸々の片付けも済み、夫には窓ガラスをピカピカにしてもらい,
さあいつでもどうぞ!とその日の夜にワクワクするものの 第一子と第二子では感じていた前駆陣痛なるものが皆無。前触れが余りにも無く私の出産はいつになるんだ?と夫に話しかけていました。

恥骨が少し緩んできた感覚は予定日の1週間前くらいからはありましたが、「陣痛?」と思える兆候はさっぱり。

「出てこない。ウォーキングも特別な運動もしていなかったからかしら。掃除は終わったのに。」この日の日中はラストの掃除に明け暮れていて、これが終わるまではまだ出てこないでくれとお腹の子に言っていたのに、それから僅か数時間後の寝る間際になると今度は出てこないと不安になり始めて、ホルモンのせいなのか急に涙がポロポロ。

今振り返ると、掃除が終わってホッとしてから数時間も出産を待つ事の出来ない自分のせっかちさに呆れます。

昼間までは確実に出て来ないでくれと言っていたのに!

そんなせっかち妊婦が涙を流した1時間後、夜23時。
ベッドでウトウトしていたら
「パチン!」と音がしてシーツが濡れました。

横で眠っていた夫を起こして「私破水したかもしれない。バースプールだけ膨らませるの手伝ってくれる?そしたらまた寝ていいから」と伝えました。

そして私は脳が既にフル回転でワクワク!準備万端!
ようやく来たかとルンルンでお産の準備に取り掛かりました。

まずは破水で濡れたパジャマを脱いで、シャワーを浴びて、更なる破水と出血に備えてナプキンをつけて、(ミッドワイフに出血量を聞かれた時にわかりやすいので) そして1番暖かい室内着に着替えて真冬の靴下を履いて ホッカイロをこれでもかというほど貼り付けて陣痛が始まった時の寒さや震え対策はこれでバッチリ。

準備を進めながらお産の為のエネルギー補給にモグモグと干し芋を食べ進めます。

バスルームにはお産の後のゴミに備えてゴミ袋を用意して、綺麗なバスタオルを数枚、お産の後のシャワーの後に羽織るバスローブ、産後の会陰の洗浄様にアイオダイン入りの水も用意をして、産後の会陰を冷やすジェルパッド スプレーにクリーム、産後のパッドやオムツなどミッドワイフがわかりやすいように全て目に見える所に揃えて置いておきます。


夫がバースプールを膨らましている間に お産の場となるリビングのソファーにシャワーカーテンをひいて(濡れるのを防ぐために) その上にシーツを被せて その上に横になる用意として枕とオシッコシートをひきます。

横には何枚もおしっこシートの予備、タオルの予備(バースプールから上がった時用) 血液で汚れてもいい赤ちゃんのおくるみ10枚ほどをセッティング。
そして胎盤が出てくる時に横になっている自分が被る寒さ対策のブランケットを一枚。

こんな事をしていたら既に破水から1時間経過して深夜0時に。
全く何もない状態から軽い生理痛がようやく始まりミッドワイフへ連絡。
破水があったこと、ようやく軽い生理痛レベルな痛みが始まった事を伝えました。

数時間前まで陣痛も破水もないことに落ち込んでいた妊婦(私)はこの小さな小さな生理痛レベルな痛みでも嬉しく、コンスタントに来始めた波に満点の笑顔で幸せを表現しておりました。


深夜1時。破水してから2時間後、ミッドワイフが「まだ早いと思ったけれど準備を手伝うわ」と到着。
私はアロマをたいて 夫は三脚に携帯電話をセットして録画の準備。 ミッドワイフにもお産の兆候が始まった喜びで多弁。少し嬉しすぎて興奮気味。

しかしまだ本陣痛も来て居ないので体力温存の為にベッドで寝て来なさいと言われました。

興奮もあって眠れず、バランスボールの上でぽんぽんはねて陣痛をさらに起こそうとしたり家中を歩き回って、本陣痛を呼び込もうと動いておりました。
まだまだ元気いっぱいで夫とミッドワイフと雑談を楽しむ余裕がありました。

横になりミッドワイフによる触診をするとまだ子宮口は2cm。経産婦でもこの時点から20時間かかる場合もあるし、まだまだ2cmだから早くて朝かもしれないと言われました。
しかし、この時の触診から本陣痛が始まり、横になったままピーナッツ型のバランスボールを脚に挟んで 何時間後になるかもわからないお産の為に体力温存を勧められ、本陣痛の波が間隔を縮めながらやってくるのをソファーで横になりながら、感じて過ごしました。


最初はフーと息を吐いてどうにかなっていたものが、私の声が変わり、痛さのピークが来た時に状態を聞かれて
「排便がしたい!!!」と答えると ミッドワイフが夫にプールにお湯を張るように伝えて 私の服を脱がしてくれてとりあえずお手洗いへ。

私はどうしても排便がしたいのに、出てこないとしばらくトイレにこもっていたら、バースプールへ入る事を勧められて暖かいお湯の中へ。


プールの中に入ると本陣痛の痛みが3割カットされ、足をバタバタさせながら横向きで排便がしたい〜と腹圧をかけていました。

この時点で子宮口2cmと言われてから2時間もたっていなかったので どうしよう このまま踏ん張ってしまったら早すぎて会陰が切れてしまうんではないか、、、
と不安がよぎりながらも 身体は自然と踏ん張りはじめ、 頭がポコっと骨盤辺りに下がったのが感じられると、もう我慢が出来ず そこから3度の踏ん張りで 最後はスクワットの姿勢で出てきてくれました。

出てきたのは便ではなくて、水中で目を開けたまま出てきた第三子。

早過ぎる展開でしたが意外にも私の会陰は縫う必要もなく、あんなにしたかったはずなのに排便は出る事もなく、本陣痛が始まってから2時間弱で産まれて来てくれました。(破水から4時間弱)

事前に排便したくなる感覚は赤ちゃんが下がってきた印なのは知識では知ってはいましたが、まさかこんなにも頭の中が排便したい意識でいっぱいになるとは!
第三子でまた新たな出産体験をさせて貰えました。


長くなったので次回は陣痛が軽くなった方法を記したいと思います。

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皆さん アロハ

第二子で是非やってみたかったおまる育児について今日は書いて見たいと思います。
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産まれたその日に胎便がでて
生後4日目で移行便が出ました。
その翌日は排泄の様子を観察しました。

おまる育児は生後2週間たってから始めようと思っていたのですが、ミッドワイフにもう始めてみなさいと言われ、

じゃあやってみようと翌日の生後6日目からおまるで排泄を促してみたのですが

なんと、、、きちんと排泄が出来たのです。


夫婦で驚き、
特に夫は、黒緑色の胎便が混ざった移行便は布おむつについてなかなか色が落ちない為、洗い物が一つ減ったと大喜び。


デメリットととしては
産後に恥骨も緩んで開いている為、産後はあまり股は開きたくないのですが股におまるを挟んで安定させて排泄を促すのでそこが生後2週間から始めたら良い理由かなと思いました。

おまる育児初めて1週間経過しましたが 夜中の授乳に2〜3時間おきに起きるのですが、その際布おむつを外して授乳をしながらおまるの上にお尻が来るように抱きます。

9時前に寝床について
9時 12時 3時 6時 といった具合で起きておまるに座らせます。
特に明け方の授乳がとても眠く、ついつい子供の排泄前のサインを見逃してしまいそうになるのですが、
夫が早起きなので5時半くらいに起こして貰いどうにかこうにか起きています。

昼間はお出かけするとどうしてもおまる育児が出来ない為、サインがわかっても見逃すしかなかったのですが、それをみた夫が「可哀想に。車に簡易のものを買って置いておこう!」との事。
(100%車移動の田舎暮らしだから可能な事です。)

いつもそうなのですが、我が家ではアイディアはわたしから、物事の継続は夫が担当しています。

いつまで続けられるか どこまでお出かけでもおまる育児が出来るのかまだまだわかりませんが、現在のところ排泄のタイミングがバッチリ当たった時の喜びで継続出来ております。

おまる育児のおかげでストレス過多になったら即頼ろうとしていた紙おむつも買わずに済み、思ったよりも充実した布おむつ生活を送れています。

おまる育児に興味のあるかた、是非是非一緒にしてみませんか?

トイレに流しておしまいなので環境にもとっても良いです。

ご報告お待ちしております

皆さま アロハ

今回は経産婦の方は気になる
“第二子は第一子より分娩にかかる時間は本当に短いのか” という事への たったの一例ですが
私の例をご紹介する事で第二子のお産に向けて安心して臨んで頂ければ幸いです。


まずはお産前日 夕方5時
検診でミッドワイフの所でNST, ノンストレステストを受けていました。(実際の出産の9時間前)


ノンストレステストとは子宮収縮のない(お産が始まっていない)状態のときに胎児の心拍数を調べる検査です。

この時点でお産まで残り9時間ですが、子宮収縮もなく予定日が1日違いのウクライナから来た夫婦とお喋りをしながらお産のビデオを一緒にみたりして過ごしました。

そして自宅へ戻り、
夜9時(出産の5時間前)
前駆陣痛かしら?、でも万が一があると思い陣痛の間隔を計るアプリをダウンロードしました。

明日の朝にお産かも!と夫に伝えると、「一応ミッドワイフに陣痛らしいものがきたとは連絡しておいてね」と言われましたが、まだまだ連絡するの早過ぎるなあ、と思いつつメッセージは送りました。

「生理痛の様な痛みが少しきました、一応メッセージしておきます。」

夜10:30(出産の3時間半前)
陣痛が本格化する前にシャワーに入って髪を乾かして用意をしておこうと、息子と夫が寝た後に一人、生理痛の様な波のなか呑気に寝る身支度を済ませました。
陣痛アプリは登録はしましたが、こんな生理痛レベルではお産は明日の朝くらいであろうと勝手に思いこみ何分間隔かも気にせず過ごしました。

夜11:30(出産の2時間半前)
パジャマに着替え夫と息子が寝ているベッドに一緒に横になるものの 眠れる所では無くなってきたので椅子をベッドの横に持ってきて座ってベッドに上半身だけでも休ませて仮眠を取ろうと試みるものの(まだお産は翌朝だと思い込んでいる) やはり痛みの波で座って居られず 一人壁に寄りかかって過ごしました。

ここでミッドワイフに
「少し汗ばむ痛みに変わりました。」とメッセージを送信。“何分間隔?”と聞かれきちんと計っていなかったので、この時点から15分間程計ってみると3分強間隔でしたが,何かの間違いかもしれないと思い「10分未満です。」となんとなく嘘ではないですが大袈裟にならない様にざっくりと答えました。

そして夫がいよいよ壁に寄りかかる私の存在に気付き起きあがり、ミッドワイフには連絡したか?バースプールを用意しようか?ポンプはどこ?などを聞いてきたので、「しましたよ、用意してください。ポンプはあそこですよ」と質問に答えつつ、陣痛の痛みがない数分の隙を狙って、洗濯機の中から洗濯物を出して干そうとしたものの陣痛の波が運んでいる最中に始まりテーブルの上にドサっと置いて、「干してーー!!」と指令するように夫に伝えてキッチンのカウンターの定位置に戻り一人波が過ぎゆくのを待ちます。
(夫はプールを膨らましたり、私に言われた洗濯物を干しています。)

※出産になるとお産の後にミッドワイフが使用した物を洗濯をして行ってくれるので洗濯機と乾燥機を空にして置きたかったのでした。

深夜12:00(出産の2時間前)
ミッドワイフに5分以内になりましたともう少し正確な間隔のメッセージを送ると「45分後には着くわね」と返事がありました。
この時は既に3分を切っていたと思います。

でも私自身はまだまだ 連絡するのが早過ぎたんではないかと少し後悔。(全然当たらないお産時間予想)

※この時ミッドワイフは私の性格を知っていたようで急いで行かねばと思っていたそうです。

深夜00:30(出産まで1時間半)
夫がプールの用意等を終えて腰を押してくれました。出産の最中にするマッサージの方法のYouTubeリンクを送っておいた為、それで得た知識でちょうど良い場所を押してくれました。

「あら、なかなか良いじゃない!」と思ったのを思い出します。

もうこの瞬間から陣痛の波が来ると夫のサポートに甘えて大助かり。

夫は間隔が狭くなってくるのでミッドワイフが到着する前に産まれるんではないかと陣痛の波がおさまっている間に外をチェックしてミッドワイフが早く来ないかソワソワしていたそうです。

もうこの時点で陣痛の間隔が狭くなりキッチンのカウンターから離れられなくなり
夫に用意しておいた電気のヒートパッドを持ってきて貰い床にひいて貰い震える寒さ対策をします。既にレッグウォーマーに分厚い靴下は履いていますがそんなものでは足りない震えがきます。

肩からは用意しておいたブランケットをかけてもらい、寒さと震えをしのぎます。(2度目のお産は寒くなる事に備えて自宅出産の準備も段取りも良くなってます。)

そして 破水。
前回のお産は羊水の膜に包まれたまま、卵の様にツルッと出てきた為、破水を初めて経験。
「破水、、、かも?」 「破水だ!見て見て」
と濡れたパジャマを夫に見せて破水に感動。

00:45ミッドワイフが到着酸素ボンベやら色んな物を家の中に運び入れ、夫にプールにお湯を張る様に指示を出します。
赤ちゃんの心拍をチェック。

破水の量を聞かれ、お漏らしの様に濡れたパジャマの濡れた部分を見せて量を説明。
そのままトイレに一緒の向かいパジャマの下を震えつつ脱ぎ出血を確認。(下着におりものシートをつけておいて大正解。)
ミッドワイフは到着した時の様子を振り返り、このままキッチンでたったまま産まれると思ったとの事

1:00(出産まで約1時間)

プールへ入水。大の字で大喜び

1:30
ミッドワイフのアシスタントが到着
アシスタントの女性と夫がマッサージを交代。 
夫はお湯かけ係と「リラックスして、深呼吸して」と声かけ係に。

ミッドワイフがここで子宮口をチェックしましょうと初めてチェック。
既に全開10cm。いつでも出てきておかしくないわよと言われる。

陣痛の波の間隔が狭くなり、第一子の時のうーうー唸るお産とは違って夕方5時にミッドワイフの所で見たオーストラリアのお産のビデオの影響なのか叫ぶとスッキリしたので叫んでいると

ミッドワイフは「あなたとっても良い声だわーー!知らなかったこんなに良い声だなんてー」といつもの天才的な声かけ。


夫は 最初は「上手だよ よくやってるよー」というソフトで優しかった声かけが 私の叫びが大きくなるにつれて夫まで熱くなり「落ち着け!もっと低い声だ」と私へ向けた熱血指導の様な叱咤激励に思わず口の前にあった夫の手に噛み付く私。
産後の恨み節の様に「陣中の真っ最中に落ち着けって声かけはないでしょ。」と夫にダメ出しをする私。

これから自宅出産される奥様をお持ちの旦那様へ、陣痛中の声かけは出来るだけポジティブに奥様を褒めて褒めて褒めてあげてください。

1:44 頭がはまり 痛みが消える
ただただ波が来るに合わせて 踏ん張る。
これが 噂のいきむなのか!と 第一子でいきんだ経験が無かったため感動。

5回うーんと子宮口を通過する子供の頑張りを思いながら踏ん張る

プールの中でしたが頭だけ出た状態で既に産声を上げた我が子。
ミッドワイフが身体が全部出るまで顔が水中に沈まない様泣いている我が子の顔を水面に持ち上げて全身が出るのを待つ。

1:57 出産
やったー!!!おわった!!!
もう冷静で2回のお産とも私の場合は泣くことは無く、無事に産まれた事にほっとする。ミッドワイフとアシスタントの女性と夫にお礼を言って赤ちゃんを抱っこしてしばらく水中でゆっくりする。息子とも話をしながら記念写真を撮る。

その後子供を抱きながら胎盤がまだ子宮から出ていないので、臍の緒が繋がった状態でベッドへ歩いて移動しました。
ここから赤ちゃんに乳首を吸わせながら胎盤が出るまでベッドで横になりゆっくり過ごす。

胎盤が子宮から出た後、1時間半以上経過して臍の緒を切る。
プラセンタの栄養が充分赤ちゃんに行くまでしっかり待った後夫の助けを借りて息子が切りました。

そしてシャワー。トコトコシャワーまで歩いて前回のお産よりしっかり歩ける自分に驚く。お腹がぺこぺこ。息子とおやつを食べる

明け方 4:30 ミッドワイフとアシスタントの女性が帰宅。
家族4人でみんなで一つのベッドで就寝
長くなりましたが以上が私の第二子のお産でした。

心から尊敬し憧れるミッドワイフは勿論の事、優しいアシスタントの女性も蓋を開けて見たらアンクルハワードの親族だったりと話に花が咲きとてもご縁を感じるお産となり感謝でいっぱいです。

そして夫は第一子の立ち会いに比べて本当に劇的に成長を遂げ、明け方寝付く前に何度も感謝をしました。お産はチームワークだと感じられた心温まるお産となりました。

これから自宅出産をお考えの方の何かしらの助けになります様に。
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尊敬するミッドワイフ ロクサンヌさんと娘
陣痛の報告が来てから娘の為に編んでくれたというニット帽をかぶって。










皆さんアロハ

第二子出産を終え、1週間が経過しました。
出産前後に励ましのお言葉やお祝いのお言葉を送ってくださった皆さま、本当にありがとうございます。

自宅出産は我が家では3回目
全て同じミッドワイフ(ナースプラクテショナー)の方にお願いしました。
アメリカのナースプラクテショナーという資格は医師と看護師の間のような存在で診断、診察、薬の処方が出来ます。

1回目は2018年11月 甥っ子の誕生立ち会い
2回目は2019年の5月 第一子水中出産
3回目が2022年5月 今回の第二子水中出産となりました。


この出産の選択をする所がローカヒロミロミ、クムデェーンのスタイルが染み込んだ私らしいものだと思うのは、

・まずは西洋医療を否定ではないという所。
いざという時には自宅から5分もかからない所にヒロで1番大きな病院がある事。

ミッドワイフの方がナースプラクテショナーであるということ。ミッドワイフとしての経験も多く、(メインランドからミッドワイフの経験を積みに生徒さんがアシスタント希望でくるほど。)いざという時に最善の選択、診断が出来るお産のスペシャリストな事。

でも出来る限り麻酔、陣痛促進剤なし希望。
そして環境重視、リラックス出来る自宅での出産を希望。

クムデェーンは歯医者での治療も麻酔を断り、自分で鍼を使って痛みをコントロールするほど。
病院での慣れない環境でコードに繋がれて限られた姿勢での出産は身体にも緊張が走る事から。
(お産はリラックスする事が大切になります。)

状況によっては母子の安全を考えるとこういった選択肢が取れない場合もあるので、何が良い悪いではなく あくまで与えられた選択肢の中で何を選ぶかなのですが、幸い出産まで問題が起きずに希望通りのお産をする事が出来ました。


そして よく第一子が水中出産だった為
また水中出産を希望ですか?と聞かれたのですが、、
水中出産を希望していたわけではなく、あくまで結果そうなりましたというのが回答になります。

というのは 第一子の時は夫がバーススツールを作ってくれたのでせっかくなのでその椅子を使って産む気満々だったのですが、ミッドワイフに促されてバースプールの中に入ったら即身体が緩んで息子がスルッと出てきてくれました。
そのため水中出産になりました。

第二子も 今度こそはリベンジで夫の手作りのバーススツールを使おうと用意をしていましたが、キッチンのカウンターの前で3分以内の本陣痛になってしまい、ミッドワイフが到着した時にはこのままキッチンの前で立ったまま出てくるんじゃないかと思われていたようで、急いでプールへ促されて1時間後にプールの中で出てきてくれました。

水中出産という名前があると、なんだか特異なお産なのかと思ってしまいますが、あくまで陣痛の痛みが水の力で緩和され、母体が緩むのを助け、お産がスムーズに行く手段の一つとしてそれがお水だったという事です。
そして子供がそのタイミングで出てきたので水の助けで産まれましたよ、というのが私の水中出産の見解です。

お湯の中に入ると陣痛がふわーっと溶けたように一瞬無くなり、羽が生えたようにプールでニコッとしたくなるほど。ミッドワイフ、アシスタントの方、夫は勿論服を着たままプールの周りで見守る中、裸の私は子供の様に大の字に。

こういった束の間でも自然な方法で陣痛緩和が出来るのであれば 例えば鍼を使っていたら “鍼出産”なるネーミングも流行りそうですが、今のところお水(暖かいお湯)が皆さんに利用しやすい方法な様で水中出産というネーミングが自然分娩にくっついて出てくるのかもしれません。


そんなこんなで 結果第二子も水中出産となったのですが、今回もバースプールに感謝でした。
私は2回の出産共にお産の前に急激に寒くなってガクガクブルブル震えるのですが、暖かいお湯は本当にブランケットをかぶるより最高でした。

お湯以外に自然な方法で陣痛緩和、母体をリラックス出来る方法を見つけた方は是非お知らせください。


次回は 第二子妊娠中の経産婦の方でタイムラインが知りたい方用に ”とある高齢出産の経産婦の陣痛タイムラインの一例“を書きたいと思います。

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皆さま アロハ


前回書いたブログが1月、、、
恐ろしいほど月日が風の様に去っていきます。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

ローカヒロミロミJapanのインストラクター陣との会話や、協会の講習会の中で皆さんの声を聞くと、みんながハワイが恋しく思っているのが伝わって来ました。

私には何ができるだろう。といつも考え、ローカヒロミロミジャパン協会の定期で行われている講習会に反映させたいなと思って過ごしております。

さあ この半年間で私自身に何が起きたかと言ったら
子育ての日々でした。


今回は私が思いつく限りの
健康維持に携わる職業の人間が思いつく子育ての方針を書いてみようかと思います。

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1. 手を繋いで歩く時の手の角度 腕の角度 手を強く引っ張る事をしない事を家族に伝える。

子供は腕が外れやすい為、手を繋ぐ角度、手の平の方向を家族と確認をします。

2.スプーン、フォーク、コップなどのシェア、をしない。

これは皆さんもご存知の通り 口内細菌を出来るだけ管理します。

3. 子供に呼吸法を教える

続けていると習慣になります。
教えながら親も一緒に。


4.人工の香料を避ける

家の中から人工の香りのものを取り除きます。食器用洗剤、シャンプー、石鹸、洗濯洗剤など 人工の香料を避けます。ベープマットやトイレの芳香剤のような揮発性の化学物質など、蚊取り線香の成分などにも気をつけます。

我が家は使いませんが、お外では除草剤。蒸発して吸いそうなもの全て気をつけます。

5. 砂糖、小麦粉、着色料、保存料 農薬をできる限り避ける

パンは小麦以外で作られたパン、甘いものはフルーツを与えています。
野菜 フルーツ ナッツなどの自宅で子供が食べるものは出来るだけ無農薬、遺伝子組み換えでないものを選ぶようにしています。 ただ外出先などで本人が挑戦したいものは与えています。

6.服は出来るだけオーガニック

特にパジャマと寝具は必ずオーガニック素材にしています。


7.塩素があるので出来るだけプールの時間は考える

これは習い事などで習う方も居ると思うので悩む方も多いと思いますが、私は出来るだけ赤ちゃんの時期は塩素に触れる時間は限りなく必要最低限に抑えたいと思っています。なので自宅の子供用プールは銅や食用のオキシドールを使います。

お風呂、シャワーのお湯は大型の浄水フィルターを設置しています。

8.土に触れさせる

可能な限り裸足で庭を歩かせます。

9.靴は大切
靴選びも大事にします。幅 高さの合ったものを。

10. 出る限り、嫌がられない限りは授乳
免疫が行くのでどんなサプリメントよりも、出るものなら可能な限り授乳を続けます。 出ない場合は信用できる食生活をしている方から母乳を分けてもらえるシステムがあったら良いなと思っています。

11.夜 電気は真っ暗
電気は豆電球などもつけずに真っ暗の中で眠ります。

12.動物と触れ合う
免疫力の為です。

13.できる限りみんなとハグ
コロナで躊躇する時もありましたが、ハワイの習慣、挨拶を教えているのも勿論ですがこれも免疫力の向上の為です。

13.ローカヒロミロミ

これは母になる前に知っておいて心の底から良かったと本当に思います。
親子のコミュニケーションは勿論の事、足を挫いた時もすぐに気付いて直せたり、成長に伴う左右の筋肉の張りの違いにも気付きバランスを取ってあげることができます。

クムデェーンの教え通りに、夫が毎日息子をロミロミすると言うのを続けています。(男親が息子にというのがポイントです。)

ロミロミを職業にしなくとも 花嫁修行でお料理教室に行く以上にロミロミを一度習う事をお勧めします。
身体に良いもの、身体に良い事への理解が深まり大切な家族の健康が守れます。


長くなりましたが

子育ての方針というものは 親の価値観が見えてくるポイントなのかなと思うのですが
我が家はやはり健康第一。

自宅出産だったの事や、保育園へ行っていない事もありますが、2歳過ぎた現在,一度も風邪を引いた事も熱を出した事もなく有難い事に病院知らずで育っております。


これから学校へ行き始めて色んな感染症の洗礼にあって行くとは思いますが 出来るだけお薬に頼らずに免疫力を高めて行く事を伝えて行けたらと思っています。





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