皆さまアロハ
社団法人ローカヒロミロミジャパンという形をとりクムデェーンの系譜のロミロミをしている生徒さんが100名以上登録をし、継続した学びが受けられる場とオハナの連絡網としての会を築いて早1年が経過しました。
※生徒さん以外にもサポート会員として応援してくれている方も所属しています。
クムデェーンの希望がいよいよ叶い、少しづつですが、本物のハワイアンロミロミの教育を行う機関として活動が始まっています。
協会の運営も全てインストラクターのクムへの思いからのボランティアで行われ、会長の玲子さんに至っては幼稚園を二つ経営している為、ロミロミの生徒さんを受け入れる時間も無いほど忙しい中で理事としていつも色んな見えない裏仕事をただただクムへの感謝でやってくれています。
インストラクター陣は元々ハワイアンの文化として外国人が習う事が出来なかったロミロミをクムデェーンのお陰で習うことが出来きているという事をいつも心に強く持っていてくれています。
そんな協会の中で、なかなかハワイに来れない生徒さんにもどうやってハワイアンの文化を伝えて行くかがいつも課題となっているのですが、今日はその一例を書いてみたいと思います。
フラやロミロミを通じてハワイアンカルチャーを理解していくと、ハワイアンの言葉一つにもマナがあり、言葉一つに至っても乱用が出来ない事がわかってきます。
私がクラスで生徒さんに必ずお話するようにしていることの一つは、
ハワイアンネームやハワイ語のサロン名なども ぽっと自分で付ける事は決してしない事。
必ずネイティブハワイアン(ロミロミの場合はクムロミ)に名前を戴き許可を得た上で使わせていただくという手順を説明しています。
勿論その言葉には ロミロミという単語も含まれ
必ず ハワイでロミロミをしていると言うと、ハワイアンのクムは誰?と聞かれます。(フラも同じく)
外国人の私達がハワイアンの単語を一つ使うにあたっても必ずネイティブハワイアンに繋がる系譜があると言う事が前提なのです。
逆にハワイアンのクムとの繋がりが無い人がロミロミという言葉を ぽっと使う事は ハワイアンからのマナ(スピリチュアルパワー)の盗用にあたります。
そんな事を言ってもみんな使ってるじゃない?という言葉が聞こえてきそうですが、
それはその人達が無意識又は意識的に ロミロミという言葉の中にあるマナに惹かれて、気付き、そのパワーを欲しているからこそ、ハワイアンのクムとの縁が途切れ、繋がりが無くとも使い続けている証拠なんだと思います。
以前 アメリカにてキム・カーダシアンが、自身の下着ブランド名に「キモノ(KIMONO)」 という名前を使用、商標登録しようとした問題で、京都市が「先人たちのたゆまぬ努力と研鑽によって育まれてきた日本の伝統的な民族衣装であり、暮らしの中で大切に受け継がれ、発展してきた文化」と説明をして理解を求めた事が起きました。
この出来事は“文化の盗用”という表現をされていましたが、歴史のある日本人だからこそ
この言葉、それに繋がる文化を乱用をしないという事の大切さが理解できると思っています。
この話はお伝えしたい事のほんの一例でしかありませんが、こういった異文化を理解する上で大切な基礎となる部分の認識を確認しながら、私達の継承させて戴いているハワイ文化に敬意を払い、次世代へ繋いでいく事を目標に協会は活動を行なっています。
クムデェーンの祖先から繋がる叡智の乗ったカヌーに乗ったオハナ達が所属する協会、ローカヒロミロミジャパンにご興味のある方は是非下記へお問い合わせください。
門はいつでも開いています!
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