皆さま アロハ

無事出産をし1ヶ月半が経過しました。

出産予定日よりも2週間以上早く出てきてくれた我が子。

出産前日にはロミオハナまみちゃんとヒロにある予約必須の6席しかないポールズへ。

偶然予約無しでも座ることが出来、メニューにも美味しそうなパスタを見つけ、お食事後にはワッフルのサービスまでして戴き 満喫 。

なんだかもうお腹が手狭で出てきたそうだなと思いながらも、、、夕方はフラへ。


フラから帰宅すると、
そこで世の皆さんがいうこれがおしるしであろうという出血があり 夫にすぐさま報告。

「1週間以内に出産になるかな?」

まさか翌日に産まれるとは思わず
大掃除を開始、、、、


自宅出産を選んでいたものの 予定日あたりに出てくるものと勝手に思いこんでいた私は自宅の準備が全く済んでいなかったのでした。

さらに小さな陣痛の波が始まってからも
“これはきっと前駆陣痛。偽りの陣痛に違いない”と 夜中あまり眠れずにそのまま朝を迎えても
仕事を休もうとする夫に 「大丈夫だから仕事へ行って!」と言い
現在建設中の為頼んでいる工事の大工さんを断ろうとする夫に
「そのままお仕事続けて貰って!」
という お願いをする私。

結局夫の判断で大工さんは断り 夫は仕事を休みました。

9:30 am

「助産師さん呼ぼう。陣痛の間隔が五分切ったよ」という夫に
「呼ばないで まだだから!」と 答える私。

頭の中では 産道も開いてなくて助産師さんを長くお待たせする事になっても嫌だし 赤ちゃんの頭が出てきたくらいに呼んでくれたら丁度良いという 無謀な考えをしていました。

10:30 am


勿論 私の無茶な意見は聞き入れられず 夫の連絡で助産師さん到着。

その時には先ほどまでの余裕が少しづつなくなり 無言で家のラナイを右往左往。
手すりに寄りかかり モアニケアラの景色を見て
青空を見ていると  緑とお花と空がすーっと痛みを引いてくれたのでした。


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寒気と生理痛のような痛みの波を体を揺らしたり歩いたりしながら軽減し 疲れてきた頃に助産師さんがベストなタッチでベストな場所をさすってくれるのでした。

夫に仕事へ行って貰い、ひとりで産みたいと思っていたアイディアはこの頃には消え、助産師さんのゴッドハンドにすがり、助産師さんにコーヒーをいれてもてなして 陣痛の波が来るたびに側でずっと頑張ってーと手を握ってくれている夫に感謝。
居てくれて良かった。

陣痛の最中に 助産師さんがお昼ご飯を食べて 飲み物を飲んでいるか気になってしょうがなかった 私は もしやり直しがきくのなら出産予定日3週間前から おもてなしセットを冷蔵庫に用意しておく事でしょう。

13:30

子宮口 5cm
だんだんと陣痛の間の休憩の間にもお喋りが出来なくなったり 意識が遠くなってきていましたが 遠くで助産師さんが夫に
「出産はディナーの後ぐらいになるわね」と言った言葉がきこえて

ディナーまでこれはきつい。出る事ならなんでもしようと子宮口を開く事に集中し始めました。この時の助産師さんとアシスタントナースの方の手足、腰のマッサージが最高でした。

間違えなく人生の中で忘れられないタッチになりました。

3:30 

夫が作ってくれたバーススツールで出産したかったこともあり、出産用のプールを用意しましょうかと言う助産師さんに 片付けが大変になるのは申し訳ないので 陸で産もうと 要らないですの一点張りだった私ですが、助産師さんの判断でお湯を張ったプールで陣痛を緩和しましょうとの事で入水。

あー気持ちい。こんなに気持ちいならもっと早く受け入れればよかったと思うほど。

助産師さん曰く ずっと同じ姿勢や場所にいない事がリラックスを生んで良いとのこと。
なんでもその道の専門家に従うものだと思いました。

「もうひとり産みたい? これもう一回は辛いな。10人産んでる人達は凄いな」と頭の中で自問自答をして過ごしたプール。既にいい思い出です。


3:50 pm

3回目の陣痛の波で羊膜に包まれたままするっと産まれてきてくれました。

出て来る瞬間は海亀になった気分で、するっと出てくる感覚はなんとも気持ちいものでした。
この部分だけなら何度でも出来ます。

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羊膜を破って 助産師さんが渡してくれました。

そしてそのままベッドに移動し抱っこをしたまま 胎盤が出て来るのを待ち、胎盤の血液が赤ちゃんに移ったら処理をしました。この子がお腹にいたのかと思いながら 少し放心状態。

その後順調に産後回復しつつも 涙もろくなったり イライラしたりとホルモンのアップダウンはありましたが
1ヶ月も過ぎた頃には子供のいる生活になれてきて段々と余裕が生まれてきました。




ブログを書きたくとも全く文章が組み立てられず 書き始めても完成しない 日々でしたが 
ようやくご報告ができました。


お祝いのお言葉ありがとうございました。


徐々に復帰して参ります。
どうぞよろしくお願い致します。