ハワイ島のロミロミスクール“Hale Ola” のblog

ローカヒロミロミのクムロミであり、カフナである デェーン・カオヘラニ・シルバ 主催のハワイ島にあるロミロミスクール”ハレオラ”のアラカイ(クム・デェーンの日本人アシスタント)クーレイナニ 由美子のブログです。

皆さま アロハ

先日クムデェーンが肉体から離れて、スピリットになってから一年がたちました。

命日前日はオーストラリアや日本やハワイのロミオハナから頼まれた一周忌のお花を持って 夫が作ってくれたポケ(先日のクムデェーンの誕生日ワークショップでみんなで作ったイナモナを入れて)持って奥様のところへ行きました。

(皆さんお心遣いをありがとうございます🙇‍♀️🙏)

お花を飾って食事を終えたらすぐに帰ろうと思っていましたが、クムの遺品を奥さんと見てまわって 思い出を話していたらあっという間に数時間が経過していました。

まだクムの自宅はクムの気配があり ただ肉体だけが留守にしているような状況でした。 それでもやはり確実に一年が経ったんだと思うと、時が経つのがあまりにも速く感じています。

直感で選んだ花の色が クムの遺影の背景とピッタリで生前のクムの解き放つ存在の華やかさには劣りますが、とても嬉しそうにしているのが感じられました。

生前、セレモニーの度にクムにレイをかけるときに クムのキヘイやレイのバランスを整えていたように花を飾り 「クム、とってもお似合いですよ。生徒さんがくれたんですよ」と話しかけながらいると

写真が微笑み返してくれ 喜んでいるのが伝わってきました。


“見ている、話しかけると返事をくれる、してほしいことを指示してくる。”


これは先日のカンファレンスでクムと親しい他のクムと話をしていた際に打ち明けると、その方も同じ感覚を受け取っていました。これまた同じ合図を受け取っていたオーストラリアのインストラクターでアラカイの弓ちゃんと3人で大笑い。

生きている時も意識で何処にでも現れる人だったので 肉体から離れた今はもうスイスイ。流石です。


指示が本当にクムデェーンらしく、、、この話はまた会ったときにぜひ。

そして命日当日はハレマウマウへ。
子供達を連れてセレモニーを行いました。


明日からは奥様と一緒にオアフ島。
ビショップミュージアムにてクムデェーンの追悼ワークショップが開かれるので行ってまいります。

クムの誕生日、ロミロミカンファレンスと続き、この1ヶ月はロミオハナと共に故人を偲ぶ時間が過ごせる事で支えられて 助けられて、本当に感謝です。

色んな事を書きそびれておりますが
またゆっくり記していこうと思います。

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皆さん アロハ

以前も記しましたが 息子がハワイ語の学校へ通わせていただいています。息子が2年目なら親も2年目。
まだまだ始まったばかりのハワイ語生活です。

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(今日はスクール写真の撮影でした。)

こちらの学校はハワイ全島にあり、
カウアイ島、モロカイ島に1校づつ
ハワイ島は3校
オアフ島は5校
マウイ島は3校あった内のラハイナ校が今年あった山火事の火災で焼け落ちてしまいました。(分校へ、ラハイナの子供達は通っているそうです。)

1学年20名前後とすると ハワイ全体で13校、約520名の3歳と4歳児が100%ハワイ語の環境で平日朝7:30-3:30の間を過ごしている計算になります。

40年前にこの学校が始まった当初と比べると、現在はキャンパスの増設が間に合わないほど入学希望者も多いそうですが、ハワイ語話者の先生確保、施設の問題なども含めゆっくりと拡大しているようです。

それでも、ハワイ語はまだまだ絶滅の危機の恐れの真っ只中にいます。


勿論この入学の狭き門をくぐり20名の中に子供達を入学させたいと思う親御さん達のハワイ語復興、ハワイ・ルネッサンスへの取り組み、ハワイ文化への想いはすべての人生を賭けている人達の集まりです。


その中に口添えを頂き入学させて頂いた我が家。

平日、朝晩 送り迎えの際には親御さん達とキャンパス内で会うのですが 勿論ハワイ語のみ。
敷地内ではハワイ語のみの会話が許可されています。

英語で話す事はKapu 、禁止事項となっており、話す際は禍いから身を守る為にクム達はティーリーフを手に持ちます。

毎週一回、この学校に子供達を預けている保護者達が (託児所から高校生まで)が一同に会して レベル別のハワイ語の勉強、今後の活動等、オリ、メレの練習等が行われます。その中にはハワイ大学のハワイ語の教授陣も、クムフラ陣も保護者として勢揃いな集まりに身を置かせて頂き 毎回身の引き締まる思いでいます。

このハワイの復興への活動に この保護者の方達と一緒に時間を過ごせる事に オハナとして一緒に居させて頂ける事、学びを続けられる環境に、ただただ感謝でしかありません。


環境が人を作る。これはどうしようもない事実。
マインドもすべて環境によって変わってしまいます。

それならば環境を作ってしまう方が早い。

保護者の中には週末も子供達と遊ばせるのはハワイ語話者のお友達のみ。徹底して英語を教えないようにしている家庭もあります。

意図しなくても、子供達も仲良しのクラスメイトと放課後も遊びたくなるので、自然とそうなるのですが
ママ友には校舎外で子供達を遊ばせながら、ハワイ語を教えて貰いながら子供に使い習得するという、、、、本当に助かります。

私自身は学校の授業以外でのハワイ語クラスが週2〜3日。
子供のフラのレッスンも始まったので毎週毎週 あっという間に時間が過ぎていきます。

フラのハーラウもハワイで唯一 全ハワイ語だけで行うハーラウに入れて頂き、1時間でも多く、ハワイ語環境に子供達と私自身をを置く事をするようにしたいと思っています。

息子は現在のところ学校ではハワイ語 私とは日本語、夫とは英語で問題ないようで、子供の柔軟性には驚きです。母も置いていかれないようただただハワイ語の練習に励みたいと思います。


小学校2年生になると親への情報も一切英語の表記や字幕も無くなるため、タイムリミットは後3年!


10年後にはこの時が懐かしく 微笑ましく思えますように。






皆さま アロハ

カウアイ島の旅のナマホエの集まり以外を綴ります。

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ハワイ島ヒロからカウアイ島までの直行便がないためオアフ島にて乗り継ぎます。

子供達は飛行機ですでに大喜び。


まずは クムデェーンのお友達 カウアイ島のアナカラカマケアのところへ。 生前クムはルア(ハワイアンマーシャルアーツ)の継続の為 ハワイ全体のルアのクム、オロへ達をまとめて集まりを開いており、私はクムデェーンのアシスタントとして皆さんの滞在などのお手伝いをした機会にお話をさせて頂くご縁がありました。

その集まりからから早数年。ロミロミのクムでもあるアナカラ カマケアはクムデェーンが亡くなる直前にビショップミュージアムで講演する予定だったのですが替わりを担ってくれた方です。


クムデェーンが亡くなった後 サポートして頂いたクプナの1人で、いつも的確なアドバイスをくださり感謝でいっぱいです。 遊びに来なさいとのお言葉に甘えてご自宅へ遊びに行かせて頂きました。

過去に治療の件でやり取りしていたクムデェーンとの内容など、アナカラカマケアのお話が有難い時間でした。

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そして夫のアンクルの経営するハワイで初のオーガニックヘンプファームへ 我が家の欠かせないアンティーになっている生徒さんをお連れしました。

今回の滞在は夫の亡くなった夫の祖母の家。
今は誰も住んでおらずカウアイ島に訪れる際に親族が使うお家になっています。
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その祖母の家の敷地から続く広大な土地がアンクルの牧場。

その一部がCBD工場になっています。
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お休みの日ですが アンクルが工場の中も開けて案内してくれました。

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敷地内にはアンクルの家族、祖母の家の通りはほぼ親戚の家な為カウアイ島に行くとほっとします。

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近所のアンティー達とお喋りをしたり

従兄弟とご飯を食べに行ったり


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カウアイ島マラソンを見学したり

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カウアイのビーチで遊び

夫の祖母の家に大興奮で引き出しから色んなものを出してくる1歳児に夫はヒーヒー言っておりましたが 私は非日常を楽しんで帰ってきました。


また建築プロジェクトが落ち着きましたらカウアイ島へ遊びに行きたいと思います。

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