ハワイ島のロミロミスクール“Hale Ola” のblog

ローカヒロミロミのクムロミであり、カフナである デェーン・カオヘラニ・シルバ 主催のハワイ島にあるロミロミスクール”ハレオラ”のアラカイ(クム・デェーンの日本人アシスタント)クーレイナニ 由美子のブログです。

カテゴリ: ローカヒロミロミジャパン

皆さん アロハ

ついに発表が出来る事になりました水面下で進んでいましたプロジェクト。

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2026年(予定)日本寄港に向けて 各港にてローカヒロミロミが港でロミロミをさせて頂ける事になりました。

その始動として山口県の周防大島にてホクレアの上映会とトークセッションの会場にてロミロミをさせて頂きます。

今までハワイは遠く、山口県でローカヒロミロミを体験出来なかった皆さま

是非お出かけください。


【⛵️~2026年ホクレア日本寄港に向けて~上映イベント参加&ロミノホ復習会のお知らせ】
ALOHA!
10月22日(日)に山口県 周防大島でホクレア日本寄港に向けた上映イベントが開催されます。(日本航海協会/詳細ページ)↓https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=702338555263282&id=100064614319126
そして、私たちローカヒロミロミジャパンはこのイベント内にて、来場者の皆様にロミノホをさせて頂ける事となりました。
イベントでは、ドキュメンタリー映画上映の他、「ホクレア環太平洋航海について」直にお話しを聞くことができます。とても貴重な機会です。皆様ぜひご参加下さい!(登壇者のご紹介はURLよりご覧頂けます)
【上映イベントお申し込み先】☆下のどちらかにメールでお申し込み下さい。
日本航海協会nipponvoyaging@gmail.com
周防大島観光協会mail@suo-oshima-kanko.net
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【Kumu Dane ohanaの皆様へ】また、その前日にアラカイによる【ロミノホ復習会】も予定しております。上映イベントでのロミノホ参加、または復習会への参加にご興味のあります方は、遠藤 茉菜 ふじみ ゆき までお問い合わせ下さい。
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#ローカヒロミロミジャパン #ロミロミ #lomilomi #lokahilomilomi
<<<ローカヒロミロミジャパン会員募集中>>>ハワイの知恵を正しく伝える活動に参加いただける協会会員【オハナ会員(生徒対象)・サポート会員(どなたでも)】随時受け付けております。HPにアクセスし入会手続きをどうぞ。https://www.lokahilomilomijapan.com/

皆さま アロハ

クムデェーンは多くの生徒へロミロミを教えても良いという許可を渡しました。

その許可を貰った生徒の中にはクムの顔へ泥をかけるような事、恩を仇で返す様な事をしてオキ(縁を切る事)された方もいらっしゃいました。クムが亡くなったあと何事もなかったようにクムの名前や写真をソーシャルメディアで使っている方もいます。


クムは私達へメッセージを残しています。
“ナイフを研ぎ続けなさい”
つまり学び続けなさいという事なのですが、教える許可を得た途端に学ぶ事はないとクムの元を去った方もいらっしゃいました。


日本でも茶道や華道などの道をやられている方、師範の方は理解しやすいと思うのですが

教えて良いという許可というものは 師匠との関係性があり、師として仰ぎ続けて一生をかけて学び続ける関係性がある上で“教えても良い”という許可が出ています。

それは 権利では無く許可なのですが一定数の方が教える権利を得たと解釈しているのかもしれません。

許可を得るという事は
フラに例えるとわかりやすいのですが
-習った曲をお友達の結婚式で踊って良いのか
→クムフラへ許可をとる
-辞めたハーラウのフラを踊って良いのか
→勿論それはその去ったハーラウに置いていく

つまり学んだものがその生徒の物になるのではなく
あくまでそのハーラウの一員、クムの存在の屋根の下にある状況の時に許されたことが許可なのです。


クムデェーンが日本に協会を作りなさい。そこで学び続けなさいと課題を与えた時に それはロミロミで収入を作ると言った事とは全く違う金銭にはならない仕事が沢山、山積みになりました。

日本の社団法人はインストラクター陣が常にミーティングを開き、学びを続け、新しくオハナになった方に継続した学びを提供していくという事を、インストラクター全員が利益を得ずに運営しています。

そう言った仕事にも真剣に取り組み、生前のクムの声に真摯に耳を傾けてクムを支え続けた“教えても良い許可を得た生徒”が

社団法人ローカヒロミロミジャパンに在籍しているインストラクター達です。


もしも 日本の皆さんの中で これからロミロミを学びたい方がいらっしゃいましたら 

社団法人ローカヒロミロミジャパンのホームページに記載されているインストラクターを選択ください。
皆さん本当にクムの最期の最期まで尽くしてくれました。 師弟関係がそこにはあり クムデェーンをクムとして呼ぶのに相応しい謙虚さを持っています。

決して与えられた御免状にあぐらをかいて権利を振りかざす事はなく、終わりのないハワイアン文化の学びを続けて ハワイへの恩返し、次世代へ繋ぐ事を日々考えている皆さんです。
https://www.lokahilomilomijapan.com/instructors


ハワイアン文化、そしてアロハは知識よりも
そのハワイアンの価値観を生活に染み込ませ、その中でアロハと共に生きる事の方が何倍も大切で難しい事だと思います。


是非その課題と日々向き合い学び続けている ローカヒロミロミジャパンのインストラクター陣を応援してください。


スイスのノエル アンジェラ コーネリア
アメリカメインランドのジュニア
チェコのレドゥシュカ
オアフ島のえりさん さゆみさん
ハワイ島の私
ローカヒロミロミジャパンのインストラクター
ローカヒロミロミオーストラリアのインストラクター

このメンバーがクムが亡くなった後もクムデェーンの家族の100%のサポートを得て、曇り一つない文化継承者として教える許可を得たクムの生徒達“です。


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クムデェーン亡き後も私達はクムの残した活動を続けます。

次世代へ繋ぐためのハワイアン文化の継承。
私達はトーチの火を次の世代へ繋ぐ為にハーラウの一員としてクムデェーンの教えをシェアしています。

私達の在り方は己の利益、利権の為に権利を購入する、そういった思考の在り方とは全く違う世界観です。

皆さま アロハ

明日から息子のハワイの学校が始まります。
ようやく夏休みが明け、日常生活に戻ります。

日本の滞在を振り返って記そうと思います。

まずは何よりも1番の目的であったクムの意志で創設された社団法人ローカヒロミロミ主催のクムの追悼セレモニーを振り返りたいと思います。

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日本のインストラクター陣が素晴らしい会を茅ヶ崎の大きな海の家を貸切にして開いてくださいました。
オーストラリアのインストラクター、オハナがサポートにまわってくださいました。
本当にありがとうございました。

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クムの為に集まってくださった生徒の皆さん。
黄色のキヘイを巻いているのがインストラクターです。

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クムに可愛がって頂いた息子がプレを、クムが喜んでくれていますように。

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ローカヒロミロミ ウクレレ部の皆さん

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夫がクムが残した最期のメッセージをまたリマインドしてくれました。

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インストラクターのあゆなちゃんの木版画デザインをプリントしたティーリーフレイのティーシャツは協会のホームページにて販売しております。
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クムとの2ショットが写真とですが それでも一緒にいるようで嬉しいです。

あっという間に7月7日に行われたこちらのセレモニーから1ヶ月が経ちました。きてくださった方、セレモニーには参加はできなかったけれどお声掛け、お心遣いをしてくださった皆さま、本当に遺族に代わり私から御礼を申し上げます。

クムデェーンが灯した光を それぞれ皆さんの瞳の奥に見ることができ感無量です。


続く

皆さまアロハ

社団法人ローカヒロミロミジャパンという形をとりクムデェーンの系譜のロミロミをしている生徒さんが100名以上登録をし、継続した学びが受けられる場とオハナの連絡網としての会を築いて早1年が経過しました。
※生徒さん以外にもサポート会員として応援してくれている方も所属しています。

クムデェーンの希望がいよいよ叶い、少しづつですが、本物のハワイアンロミロミの教育を行う機関として活動が始まっています。

協会の運営も全てインストラクターのクムへの思いからのボランティアで行われ、会長の玲子さんに至っては幼稚園を二つ経営している為、ロミロミの生徒さんを受け入れる時間も無いほど忙しい中で理事としていつも色んな見えない裏仕事をただただクムへの感謝でやってくれています。

インストラクター陣は元々ハワイアンの文化として外国人が習う事が出来なかったロミロミをクムデェーンのお陰で習うことが出来きているという事をいつも心に強く持っていてくれています。


そんな協会の中で、なかなかハワイに来れない生徒さんにもどうやってハワイアンの文化を伝えて行くかがいつも課題となっているのですが、今日はその一例を書いてみたいと思います。


フラやロミロミを通じてハワイアンカルチャーを理解していくと、ハワイアンの言葉一つにもマナがあり、言葉一つに至っても乱用が出来ない事がわかってきます。

私がクラスで生徒さんに必ずお話するようにしていることの一つは、
ハワイアンネームやハワイ語のサロン名なども ぽっと自分で付ける事は決してしない事

必ずネイティブハワイアン(ロミロミの場合はクムロミ)に名前を戴き許可を得た上で使わせていただくという手順を説明しています。


勿論その言葉には ロミロミという単語も含まれ
必ず ハワイでロミロミをしていると言うと、ハワイアンのクムは誰?と聞かれます。(フラも同じく)

外国人の私達がハワイアンの単語を一つ使うにあたっても必ずネイティブハワイアンに繋がる系譜があると言う事が前提なのです。

逆にハワイアンのクムとの繋がりが無い人がロミロミという言葉を ぽっと使う事は ハワイアンからのマナ(スピリチュアルパワー)の盗用にあたります。

そんな事を言ってもみんな使ってるじゃない?という言葉が聞こえてきそうですが、

それはその人達が無意識又は意識的に ロミロミという言葉の中にあるマナに惹かれて、気付き、そのパワーを欲しているからこそ、ハワイアンのクムとの縁が途切れ、繋がりが無くとも使い続けている証拠なんだと思います。


以前 アメリカにてキム・カーダシアンが、自身の下着ブランド名に「キモノ(KIMONO)」 という名前を使用、商標登録しようとした問題で、京都市が「先人たちのたゆまぬ努力と研鑽によって育まれてきた日本の伝統的な民族衣装であり、暮らしの中で大切に受け継がれ、発展してきた文化」と説明をして理解を求めた事が起きました。


この出来事は“文化の盗用”という表現をされていましたが、歴史のある日本人だからこそ
この言葉、それに繋がる文化を乱用をしないという事の大切さが理解できると思っています。

この話はお伝えしたい事のほんの一例でしかありませんが、こういった異文化を理解する上で大切な基礎となる部分の認識を確認しながら、私達の継承させて戴いているハワイ文化に敬意を払い、次世代へ繋いでいく事を目標に協会は活動を行なっています。


クムデェーンの祖先から繋がる叡智の乗ったカヌーに乗ったオハナ達が所属する協会、ローカヒロミロミジャパンにご興味のある方は是非下記へお問い合わせください。

門はいつでも開いています!

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